「ううっ。何を考えているんだ俺は。大切な仲間である彼女に、そんなこと……。」
体内で沸々と沸き上がる、激しい肉欲。
大事な仲間達を俺は、牝として見てしまっている。悩ましい肉体を、貪りたくてたまらなくなってくる……。
もしかして、血の力が暴走してしまっているのだろうか。俺の「喚起」の力が、仲間達の力を高めるだけでなく、
仲間たちの性欲に加え俺の肉欲までも獣のごとく目覚めさせてしまったのだろうか。
彼女の痴態を思い浮かべて股間を滾らせていた俺は、ハッと我に返ると、ブンブンと頭を横に振り淫らな妄想を振り払う。
この時はまだ、彼女との淫らな妄想がやがて実現してしまうことになるなどとは、俺は知る由もなかったのだった..
「もう一回捜し直すよっ。誰かに先を越される前に、今日こそアイツのザーメンをゲットするんだから」
曰く、俺の精液には特別な力が込められているらしく、浴びた者は闘士としての格が上がる、
中出しされたら大きな力を得る事ができる、自身の願いを盤石にすることができる、などなど……。
いったい誰がそんなことを言い出したんだ。確かに自分でも呆れるほど射精量は多いし、
一回や二回じゃ収まらないほどすぐに回復するけど、だからといってそんな特別な力があるはずが……。
そうだな、もしあの子が、俺のザーメンをねだってきたら、どうしようか……?
有名な女闘士には、健康的な肢体を有した魅力的な美少女が多い。もし彼女たちも、俺を狙っていたとしたら。
都合の良い妄想を首を振って打ち消しつつ、でも俺の分身は正直で、ちょっぴり期待しながらギンギンに硬くいきり立っている。
その時はまだ、思いもしなかった。まさか本当に、あの魅力的な女闘士と、あんな関係になるだなんて…
「なあ、最近、ネットで人気アイドル知ってる?」
「おおっ! 今回のPVも可愛いなぁ。これだけ可愛い女子揃いなんだから、もう、全員非処女なんだろうなぁ」
「そりゃもぉ、好みの男よりどりみどりでヤリまくりだろ? あー、オレもあんな美少女アイドルと乱交パーティーしたいなぁ」
男子連中の下品な会話を聞きながら、俺の胸中に、激しい焦りと、全身の血がチリチリと煮えてしまいそうな危機感が沸き起こる。
誰かに姦られてしまう前に、メンバー全員を俺の女にして、悪い男連中の誘惑に乗らないように守ればいいんだ!
欲望だけの男に犯されるよりも、彼女たちを心から愛している俺に抱かれた方が、彼女たちは間違いなく幸せになれるはずだ!
強い義務意識に駆られた俺は、行動を起こすことを決意していた…
――長きに渡る戦争に終止符が打たれ、里には平和が訪れた。
しかし、戦がなくなるということは、忍者の役目が終わりを告げることにも等しい。
皆が忍者稼業に代わる生業を模索した結果、隠れの里では、歓楽街として新たなスタートを切ることとなった。
ヤケクソとも言える発案によるものだったが、商売は思いの外好調で、『綺麗どころの多い色町』として世の男たちのハートをガッチリと掴んでいた…
この世界は、常に『食うか食われるか』の弱肉強食。豊かな自然が恵みをもたらす一方で、激しい環境変化が容赦なく命を削る。
ありとあらゆる自然に恵まれてもいるが、常に厳しい生存競争にもさらされているのだ。
俺もいっぱしのハンターではあるが、最近は休業中だ。増え始めた新人どもがあまりに危なっかしいから、
しばらくの間はサポートに回ってやることに決めている。
しかし、イイ時代になったもんだよなぁ。昔はハンターと言えばむさ苦しい野郎ばっかりだったってのによ…
お前の身体が目当てなだけでな…お前の中の白いアレだよ。
結局白いアレとは僕の中に封印された白い姫の事らしい。それを、僕の家に居候を始めた魔女の人達は
相変わらず封印を解こうと隙をうががっていた…
絶望よりも快楽をっ!
女性の中に男が一人! その全員と関係(セックス)できたら君は卒業!
できなきゃ、君だけがおしおき! カメラで四六時中監視(撮影)しているから必ずカメラのあるところでね!
特に君や女の子たちの部屋の中が好ましいね☆
そんな美味しい状況を突きつけられてどうもしない方がおかしい!
全ての娘達と関係すべく、プレイヤーは行動を開始する..
戦うヒロインは美しい。世間を賑わす影で世界の平和を守る5人の美少女戦士!
しかし、そんな彼女達をそっと支える外部太陽系の戦士の存在を知る者は少ない…。
彼女達に憧れて趣味で情報収集をし、サークルを立ち上げ彼女たちの活躍を知らしめるべくブログを立ちあげ仲間を募る。
…だが、理解はなかなか得られず、そんな正義の美少女ヒロインなど夢物語だろ!とまで罵られ孤軍奮闘状態。
そんな中、意気消沈していた中、見知らぬアドレスから謎のメールが届く。
「…悩みを聞いてくれませんか?」…