穏やかな気候で心優しい村民が暮らすルシマ村
主人公のミルクはそんな村で過ごしています。
精一杯の愛情を注いでくれる司祭さまの教育の賜物か
性格は穏やかで優しく、そこから来る人懐っこさがあります
困った人には躊躇無く手を差し伸べる事のできる性格で
まさしく模範になるような”いいこ”です。
若干過保護な教育方針のためか
困った事があると無意識に先生を視線で探してしまったり
相手を尊重しようと考えるあまり、押しにとことん弱いのは
心根からの”いいこ”ぷりと比べてしまえば
些細な問題といえるでしょう。
その安寧な日々の生活は
不思議な生き物との出会いと同時に
あっけなく終わりを迎えます
今までは一切と言っていいほど触れる事のなかった
人々の悪意や異様な情欲に翻弄され
無事に島の異変の真相にたどり着く事ができるでしょうか…