■□■ストーリー■□■ 主人公・假屋崎椋は、都内の文系大学に通う大学生。 教育実習生として海上都市「海京区」にある学園に通うことになった彼は、 その道中の連絡船上で、突然聴こえるようになった不快な雑音に頭を悩ませていた。 するとその時、ひとりの少女が椋の前に現れ、彼にヘッドフォンを差し出してくる。 「島ではヘッドフォンなしには生活できない」 という彼女に言われるままヘッドフォンを装着すると、 周囲の音がクリアに聴こえるようになった。
学園へ赴くと、そこにはヘッドフォンを貸してくれた少女がいた。 彼女の名は桜花恋。 クラスの委員長だと言う。 椋の世話係と称して甲斐甲斐しく学園や海京区を案内してくれる花恋。
椋の新しい生活が始まった。
■□■登場キャラクター■□■ ●桜 花恋 (さくら かれん) CV:ありす 身長:157cm スリーサイズ:B84(C)/ W56/ H83
椋とは連絡船内で出会う。 島のノイズで苦しんでいた椋にヘッドフォンを手渡した。 その時に彼の言葉が、ヘッドフォンを使わずに 自分の耳に届いた事がきっかけで、彼に興味を抱き始める。 その後、椋が教鞭をとることになったクラスの委員長が花恋であり、 世話係と称して、島のあらゆるところを案内してくれる。 成績優秀、品行方正とまるで非の打ち所がなく、 特に男子からの人気はすさまじい。 月に一回は学園の男子学生に告白されている。 だが本人はやや思い込みが激しく、恋に恋する年頃でもある。 住宅街の坂の上にある一軒家に家族と暮らしている。
「うふふ、先生と私は不思議な糸で結ばれているんですよ」
●九月 すみれ (ながつき すみれ) CV:桜坂かい 身長:161cm スリーサイズ:B80(B)/ W56/ H84
椋が下見にきた海京学園の教師で、学園前にいた椋を、 春から来る学園の教師だと勘違いして職員室に連行。 その後、教師が足りていないという理由で、彼を特別講師として誘う。 挨拶で頭を下げると、教卓に顔をぶつけたり、 隣のクラスの出席簿と間違えたりと、どこか抜けている。 話し方も行動も総じて子供っぽいため、 クラスの生徒は「すみれちゃん」と、親しみを込めて呼んでいる。 担当科目は国語。 そしていつもおにぎりを食べている。 たらこ、おかか等の普通の中身から、チョコレートや餡子などの 変な中身まで様々なおにぎりを常に携帯している。 椋の借りているアパートの階違いの部屋に住んでいる。
「も~みんな!すみれちゃんじゃなくて先生って呼んでよ~!」
●プリセット CV:水霧けいと 身長:160cm スリーサイズ:B82(C)/ W56/ H81
正式名称「PR1 set-001」。 コミュリアの受付をしているお姉さん。 プリセットはインストールという形で、プログラムを様々な形に書き換え、 あらゆる状況に対応できるアンドロイド。 島に蔓延するノイズを耳の中に入る前に除去するので、 この島で唯一、ヘッドフォンが無くても会話が出来る存在。 椋とは、端末を借りに来たお客さんと受付として、コミュリアで出会う事になる。 性格は人の良いお姉さん。 あまりに人が良すぎて、騙されてしまう事もある。 ただし、コミュリアカフェ経営用のプログラム仕様により、しっかり者の面が現れる。 「ビルドーボ」というパートナーロボットがいる。 ぬいぐるみのような外観で可愛らしいが、 べらんめぇ口調で口が悪い(プログラムの影響?)。
「あら?いらっしゃいませ。今日はどのようなご用ですか?」
●神谷 三葉 (かみや みつば) CV:成瀬未亜 身長:156cm スリーサイズ:B83(C)/ W51/ H80
コミュリアカフェのアルバイト。 ドジで失敗ばかり。 それをビルドーボにいつも叱られている。 失敗ばかりしている三葉をビルドーボが激しく罵り、それを見かねた椋が止めに入った。 今までそんな風に助けられた事の無かった(他の人は遠巻きに見ているだけ)三葉は、 男に触れたことが少なかったせいもあり、椋に一目惚れにも似た感情を抱くようになる。 内向的な性格で恋愛は奥手だが、 日によって性格が変わり、やや凶暴な性格となることもある。 食べ物などをやたらと半分こする癖がある。 住宅街のボロアパート「小日向荘」に、ある同居人と住んでいる。 それはコミュリアカフェでは絶対の秘密である。
「あわわ~。またやっちゃいました。ごめんなさい。」
●假屋崎 柚子 (かりやざき ゆず) CV:雪都さお梨 身長:150cm スリーサイズ:B78(A)/ W55/ H80
ツンデレ妹。 常に兄である椋に対しては強気な態度で接しており、 やることなすこと全てに文句を言ってくる。 椋が教師になると知った時も、なれるわけが無いと 最後まで反対していた(離れたくなかったから)。 しかし、それでも常に椋の身を案じている。 椋が入院すると、わざわざ見舞いに来てくれたり……兄のための苦労は惜しまない。 最も……本人はそれを頑なに認めようとはしないが。 実際、島へ行く兄との接点が無くなることを恐れ、 実家からわざわざ椋の実習先の学園に転校してくるほど。 柚子には甘い父親の影響もあり、椋の自宅に同居することになる。
「もう!お兄ちゃんたら私がいなければこのザマじゃない!」
●雪代 蓮 (ゆきしろ れん) CV:楠鈴音 身長:165cm スリーサイズ:B87(D)/ W56/ H86
島にある「海神神社」の巫女。 神社に参拝しに来たお客さんの悩みを聞いたり、 面倒見の良い一面もあるので総じて人望のある女性。 神社の宮司は代々雪代家の人間が務めることになっており、 現在の宮司は蓮のおじ。 蓮のおじは神社へ人を呼ぶことに余念が無く、たくさんの種類のお守りを売り出したり、 祭のメインイベントである巫女の舞にTV局を呼んだり、 蓮に無理やり舞をやらせようとしたりする。 蓮は人前で舞をすることを苦手としており、 ひょんなことで知り合った椋に対して強引な助けを求めてくる。
「もっと可愛げのある巫女のほうがお好みか?」
●假屋崎 椋 (かりやざき りょう) 身長:175cm
都内の文系大学に通う大学生。 海京学園では教育実習生だが、本物の教師と勘違いされ、 期限付きで放課後に教鞭をとることになる。 学園の担当学年は二年生、担当科目は政治経済。
物事を人に教えるのは上手いが、本人は大学の単位が欲しいからという理由で、 教育実習を行っているため、表には出さないがそれほど真剣ではない。 柚子という妹がおり、鞭で叩かれるように、いつも背中を押されている。 住宅街にあるアパートでひとり暮らしの予定であったが、 柚子が押しかけてきたため一緒に暮らしている。
「今日からお世話になります。みんなよろしくな」 |